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各種各種性能評価試験結果

【1】 耐久性試験
試験内容:
アルコールシミュレーターにてアルコール濃度0.10mg/Lと0.20mg/Lを 5,000回まで吹きかける。

解説:
定められた所定のアルコール濃度を新品時使用開始から長期回数繰り返し使用した場合も正確に安定した測定が可能であるかの試験です。
連続して何十回、何百回とアルコールを吹きかけると実際の数値を大幅に逸脱し、検知器によってはでたらめな数値を表す場合が有りますが、このような過酷な試験においても大きく逸脱することなく安定した数値を表しています。

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FT-001「耐久性試験結果報告書」 PDF

【2】 8項目性能評価試験
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FT-001「8項目性能評価試験結果報告書」PDF

濃度特性試験 試験内容:
検知器へ低、中、高と数値の異なったアルコールを吹きかける試験です。
解説:
実際のアルコール濃度とチェッカーの表示値にずれがないか、各濃度にて試験を行うものです。
実際の数値を下回ることなく、どの領域においても安定した数値を検知しています。

注:FTシリーズの場合は0.25mg/L以上の表示は出ませんので、このような結果になっております。
アルコール濃度0.10mg/Lの繰り返し再現性試験
試験内容:
一定のアルコール濃度を連続で吹きかける試験です。
解説:
同じ濃度のアルコール検査を連続で繰り返した場合、チェッカーによっては 本体内部にガスが滞留し、測定を繰り返す事によって表示値がどんどん上がっていく場合がありますので、それを確認する検査です。
同濃度のアルコールを連続で吹きかけても、安定した数値を検知しており、内部ガスによる影響が出ていない事が判ります。(+10%以内9回/20回)
交互繰り返し再現性試験(0.00mg/L⇔0.10mg/L)
試験内容:
アルコール濃度0の状態0.00mg/Lと0.10mg/Lのアルコールを交互に吹きかける試験です。
解説:
ある濃度のアルコール検査を行った後に、アルコール無しの状態を測定することにより、こちらも②と同様に、前回のアルコール測定の影響が残り、繰り返して測定した場合、無飲酒時の呼気でも数字が出てしまう場合があります。
前回のアルコール濃度の影響を全く受けることなく、正確な濃度を表しています。
交互繰り返し再現性(0.05⇔0.25)
解説:
②③と同様に、前回測定の影響が残っていないかを確認する検査です。
交互繰り返し再現性試験(0.10⇔0.50)
解説:
④と同様の試験です。(濃度違い)
交互繰り返し再現性(0.00⇔1.00)
解説:
③と同様の試験です。(濃度違い)
流速依存性試験
解説:
チェッカーに呼気を吹きかける強さを変化させ、どのような強さで吹いても 大差がなく安定した数値を表すかを確認する試験です。
飲酒実験
解説:
模擬的なアルコールでの試験ではなく、実際に人が飲酒して行う実験です。
飲酒開始からどのような濃度変化を示すのかを表すものです。
※これらの信頼性試験は、アルコールチェッカーの調整・検査を行っている作業工程内にて行っております。
(温湿度がコントロールされており、外気等が侵入しない場所です)
いずれの試験も、その他の要因(温湿度の急激な変化、雑ガスの影響等)の影響を受けない場所で行う必要があり、チェッカー本来の基本特性を確認するものです。

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